更正と決定についてざっくりとおさらいしてみましょう。
更正とは、申告した所得等に対して誤りがあり、ほんらい納めるべき税額よりも多く税金を納めていた場合、税務署長に対してその差額を還付してもらうために行うことで、更正の請求と言います。

これに対し、納税の義務のあるものが、その申告・納税を怠っているのに対して、管轄の税務署長から納める必要のある税額の決定通知が来ることを決定と言います。

確定申告が終わり、本来であれば皆さんほっと一安心しているころではないかと思いますが、申告・納税の必要のある人が、「私ひとり、申告しなくてもばれないだろう」と思っていると、税務署長から決定通知が来ますよ。

税務署にはありとあらゆる反面調査資料というものがあります。

また、周囲からのタレコミ情報もあります。
そういった資料情報をフルに活用して税務署は納税に関して不正を行っているものはいないかということを調べているのです。
それが彼らの仕事ですから。

「自分だけは」という考えは捨て、もしもまだ申告していないというのであれば、即刻申告するようにしましょう。

期限後申告ということで、追徴課税を免れることはできませんが、それでも税務署長から決定通知が来てから納税するよりはいいです。

また、申告したことに対して、多く申告していたことが分かったら、その時点で更正の請求を行いましょう。
更正の請求には期限があり、確定申告の場合は、法定申告期限から1年間という異なり、今年の3月15日までが確定申告の期限であったのであれば、更正の請求の時効は2011年3月15日までということになります。

忘れないうちに行いましょう。